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ジャスト・ザ・ファクツ / 犯罪ドラマの裏側

画像無し

監督
トリー・ローゼンワーグ
出演
ジェームズ・エルロイ
ゲーリー・フレダー
制作年
2004年
製作国
アメリカ

Story

映画や TV ドラマに登場する犯罪捜査や法廷シーンを、実際に警察や法廷関係者らが徹底検証するドキュメンタリー映画。

世の犯罪映画や刑事ドラマの「嘘」に、現職・敏腕捜査官がモノ申す!全編ツッコミまくりの90分!...的な内容を期待して観たのだが、意外に「ハリウッド礼讃」的な部分も多く、ちょっと肩すかしな印象。

とは言っても、さすがに一般市民を巻き込むカーチェイスや銃撃戦、ルール無視の暴走警官などについては、キッチリとダメ出しされていたが...。

まぁ近年の犯罪捜査ものは、徹底したリアリズムの追求により、ツッコミどころが少ないのかも。これがもし日本の刑事ものだったら...。

そんな中、印象に残った部分をいくつか。

取り調べに「脅し役」と「なだめ役」は実在する

ドラマの中だけではなく、実際の取り調べにおいても同じような役割分担がある模様。まぁなだめ役といっても、さすがにアメリカだけに「カツ丼」は出さないだろうが(当然)。となると「ケンタッキー(フライドチキン)食うか?」とか?...うーんよく分からん(汗)。

警官同士の恋は、パトカーで生まれる

なるほど。そりゃ四六時中パトカーの中で一緒にいればね...。でも相棒が異性なら良いが、同性の場合は...いや深く考えないことにしよう(汗)。

「アメリカの警察官はドーナツ好き」は嘘

向こうの刑事ものの張り込みシーンなどに良く登場する「ドーナツ」と「コーヒー」(日本なら「あんパン」と「牛乳」?)。インタビューに答えていた元捜査官は、ドーナツなど現役中一度も口にしたことがなかったとの事。関係ないが、ドーナツ好きな捜査官というと「ツインピークス」のクーパー捜査官を思い出す...。

ちなみにこの映画では、近年ブームになっている?「科学捜査」についても検証している(実際「CSI:科学捜査班(ラスベガス)」の映像も頻繁に登場)。地味な職場にスポットライトを当ててくれたということで、本物の警察官達も概ね好意的に見ているようだが、世間に「科学捜査は万能」との誤解を与えた弊害についても触れられていた。...まぁごもっともです。

CSI がらみで興味深かったのが、「鑑識といえども警察官。なのに何故犯人を直接逮捕しない(現場の刑事などに任せる)のか?」という、(おそらくラスベガス班に対しての)指摘。以前 CSI:マイアミを初めて観た時、ホレイショ警部補(CSI:マイアミのチーフ)が普通に犯人を逮捕しているのを見て「これじゃ普通の刑事ものじゃん」といささか興ざめした記憶があるのだが、あれって本当はマイアミが正しくて、ラスベガスが変だったのか...(汗)。

まぁそんなこんなで、犯罪捜査ものの映画や TV ドラマが好きな人にとっては、いろんな映画や TV ドラマのシーンもふんだんに出てくるし「一見の価値」はある作品。

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