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ミリオンダラー・ベイビー

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ミリオンダラー・ベイビー

監督
クリント・イーストウッド
原作
F・X・トゥール(「テン・カウント」
脚本
ポール・ハギス
撮影
トム・スターン
美術
ヘンリー・バムステッド
音楽
クリント・イーストウッド
出演
クリント・イーストウッド(フランキー)
ヒラリー・スワンク(マギー)
モーガン・フリーマン(スクラップ)
制作年
2004年
製作国
アメリカ

Story

寂れたボクシングジムを営む往年の名トレーナー・フランキー(クリント・イーストウッド)と、長年の相棒の雑用係スクラップ(モーガン・フリーマン)のもとに、女性ボクサー・マギー(ヒラリー・スワンク)が現れ、弟子入り志願する。初めは弟子入りを頑なに拒み続けたフランキーも、ついにマギーの熱意にほだされ入門を許可。マンツーマンで日々練習を重ねるうちに、お互いの寂しい境遇を知り、次第にうち解けていく2人だったが...。

「女ボクサーとトレーナーの物語...って女版ロッキーみたいな感じなのかな?」と何の予備知識もなくこの作品に臨んだが故のお気楽イメージは、後半、驚愕の急展開で一気に吹き飛んだ。単なるシリアスどころの騒ぎじゃない。かなり重い内容なので、これから観る人には精神的にタフな時に観ることをオススメしたい。

「ボクシングは尊厳のスポーツ 人の尊厳を奪い それを自分のものとする」

この冒頭のナレーションの意味が、物語の後半に重くのしかかってくる。「人の尊厳」とは?「信仰」とは?「家族」とは?・・・次々に容赦なく投げかけられる難題の数々...。

それでも、この作品全体を包み込む優しくて詩的な時間の流れが妙に心地良い。そう、これはフランキーとマギーの愛の物語でもあったのだ...。

フランキーの良き理解者スクラップ(モーガン・フリーマン)の存在感も効いている(彼のナレーションも良い)。

最後の最後になってようやく、フランキーがマギーに付けた「奇妙なリングネーム(*1)」の意味を明かすシーンが泣ける・・・。

関連リンク
*1

「モ・クシュラ」(アイルランド語)。意味は...作品を見て確かめて下さい。

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