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バリー・リンドン

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バリーリンドン

監督
スタンリー・キューブリック
原作
ウィリアム・メイクピース・サッカレー
脚本
スタンリー・キューブリック
撮影
ジョン・オルコット
音楽
レナード・ローゼンマン、チーフタンズ
出演
ライアン・オニール(バリー・リンドン)
マリサ・ベレンソン(レディー・リンドン)
制作年
1975年
製作国
アメリカ
備考
アカデミー撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、音楽賞受賞

ストーリー

18世紀アイルランド。平民の子から貴族へと成り上がり、そして転落していく「運命に翻弄された男」の栄枯盛衰を描いた大河ロマン。

初恋相手に裏切られ、村を追われたバリー。道中で追いはぎにあい一文無しになった彼は、しかたなく金目当てにイギリス軍に入隊するが...。

キューブリックの作品の中でひとつ選べと言われたら、筆者はこれを推す。

3時間という長時間ながら、奇想天外なストーリー展開と、ひとつひとつのエピソードが短くテンポが良いため、長さを感じさせない。

そして特筆すべきは、その息を飲むほどに圧倒的な映像の美しさ。ロウソクの灯りや自然光を活かして撮影された(*1)室内シーンは、フェルメールやレンブラントの絵画そのものだ。また、クラシックやアイルランド民謡などの美しい音楽も心に残る。

昔この作品を見たとき、主人公が口八丁手八丁で成り上がる前半の痛快さにくらべ、「運命のしっぺ返し」にあう後半の展開には暗澹(あんたん)たる気分にさせられたものだが、時を経て改めて見てみると、これも因果応報というか「まぁ、しゃぁないんじゃない?」と主人公の運命を淡々と受け入れている自分に、いささか「年」を感じたりもする(汗)。

バリー・リンドンの音楽

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作品のメインテーマ的存在のヘンデル「サラバンド」や、郷愁を誘うチーフタンズの「アイルランドの女」など、耳に残る曲が多い。中でも、いかさま賭博師に身をやつしたバリーが「逆玉の輿」(笑)を狙ってレディ・リンドンを誘惑するシーンで流れる、シューベルトの「ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調」が妖しくも美しい...。

関連リンク
*1

NASA用に開発された特殊レンズを用いて撮影された

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