- 監督
- ジョン・ポルソン
- 脚本
- アリ・シュロスバーグ
- 撮影
- ダリウス・ウォルスキー
- 美術
- スティーヴン・J・ジョーダン
- 音楽
- ジョン・オットマン
- 出演
- ロバート・デニーロ(デイビッド)
ダコタ・ファニング(エミリー)
ファムケ・ヤンセン(キャサリン)
エリザベス・シュー(エリザベス)
エイミー・アーウィング(アリソン)
ディラン・ベイカーディラン・ベイカー(ハファティ保安官) - 制作年
- 2005年
- 製作国
- アメリカ
- Story
母親(エイミー・アーウィング)の死を目撃して以来、心を閉ざしてしまったエミリー(ダコタ・ファニング)。そんな彼女の心を開くために、心理学者でもある父親のデイビッド(ロバート・デニーロ)は、彼女を連れて静かな郊外の一軒家へと引っ越す。デイビッドの努力も空しくなかなか心を開かないエミリーは、いつしか「チャーリー」という空想の友達と遊ぶようになる。するとまもなく彼女の周りで次々と奇妙な現象が起こり始める...。
「ハイド・アンド・シーク 暗闇でかくれんぼ」。チャーリーが隠れていたのは果たしてどこだったのか...そこが物語のキモ。
そして稀代の名優ロバート・デニーロと互角に(あるいはそれ以上?)渡り合った、ダコタ・ファニングの鬼気迫る演技と存在感が強く印象に残る作品でもある。
事の真相を知った後でもう一度この作品を見なおしてみると、彼女の演技がいかにきめ細かく計算されたものであるかがわかり、あらためて驚かされる。彼女はただの「気味の悪い少女」を演じていたのではない。エミリーの葛藤と恐怖を見事に表現している。
「チャーリー」がエミリーの想像の産物であり、「彼の言動=エミリーの心理状態」と思いこんでいる父親デイビッドと、実はそうではないことを知っているが故にチャーリーの「正体」を明かす事ができないエミリーとの会話の数々がスリリングだ。
圧巻だったのは、デイビッドにチャーリーの事で問いつめられたエミリーがついに感情を爆発させ、「チャーリー!チャーリー!」と狂ったように連呼するシーン。
一見ハッピーエンドに終わるかと思われたラスト(*1)もさりげなく怖い。...蛙の子は蛙?
- P.S.
-
しかし、隣の曰くありげな夫婦も一癖ありそうな保安官や見るからに怪しげな不動産屋も、みんな「ミスリード」(*2)だったんだな...結構釣られました(汗)。まぁ最大のミスリードはエミリーだったとも言えるわけだが...。
- *1
-
公開当時、日本では数箇所の劇場で別パターンのエンディングを公開し話題を呼んだ模様。DVD ではそれを含んだうえ更に別のパターンも収録。
- *2
-
ミスリード(misread)とは、ミステリーなどで使われる観客を誤った方向に誘導する手法(ひっかけ)。ちなみに似たような意味で最近よく使われる言葉に「ミスディレクション(misdirection)」がある。こちらはもともとは手品で使われる用語で、観客の注意や視線を「タネ」から他にそらす手法。
- 06/10/13
- レビュー > サスペンス
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